ご飯作りと私と息子たち
日頃、私の日常的な夕飯作りの流れは
こんな感じであります。
仕事帰りに たいてい生協に寄り食材を買います。
帰宅してから即調理に取りかかります。
そしてだいたい90分で完成します。
この間、休みません。
なぜかというと、座るともう立てなくなるからであります。
ポイントは自分自身が腹ペコであること。
自分が作るものに興味関心を持つことで
集中して取りかかれます。
食べる人がその場にいようがいまいが構いません。自分の気持ちのために頑張るのです。
結果、必ず形になります。
息子たちがフリーな状況である今、普段の様子を見ていると腹がたちそうな気持ちになるときが時々あります。
そういうときは ひたすら調理に徹します。
黙々と作り そして完成させる。
私とコミュニケーションをとることを避けている人の場合でも、料理を出すと何も言わずに食べたりします。
おかわりをしている様子を見たり または、空になったお鍋のなかを見ると これでいいんだと自分に言い聞かせたりします。
目標を見つけられずにいる人を同じ家のなかで淡々と見守るということは 私には無理な場合があります。
男の気持ちをつかむには まずは胃袋をつかめとどこかで聞いたことがあります。
何の話題もないとき、話が通らないとき、私はご飯作りがあって良かったと感じます。
気持ちをつなぐ共通項としてとてもシンプルで揺らぎないものであるご飯。
単純だけど貴重な存在です。