mariaki929’s diary

自分のままに

息子の心境の変化は 突然に

息子の気持ちに変化が起きた。

ある休日の朝、朝食を食べ終わって
「今日の予定は?」
と次男にきかれた。
「特になし」
と私。



「ちょっと、いいかな?」と息子。


以下、全文息子の言葉。
私は、ひたすら頷いたりして聞くだけ。



俺はお母さんに自分の問題を解決させようとしていたんだ。生きていて辛くなり 死にたいと思い、生まれてきたことを悔やみ、産んだ責任を取らせようとしていた。
自分の問題だったんだ。
お母さんは、いつも話を聞いているだけ。
聞いているだけでも伝わってくることがあるということを知ったよ。
自分は 自分の言ったことが、周囲にどんな影響を与えるか、そればかりを考えていた。
相手を傷つけないように迷惑をかけないようにとか。俺は理不尽なことは許せないところがある。そういう人には厳しい。ということは自分にも厳しい。相手を計る目盛りと自分を計る目盛りと同じなんだ。すると だんだん、自分がどう考えていいのかわからなくなっていった。自分が見えなくなっていった。
お母さんは、意見を言うとき自分の気持ちをはっきり言っていた。私は君を殺したいと思ったことがない。殺したくない。嫌なことはやりたくないとか。
お母さんに自分の問題を押しつけていることは嫌な状態なんだ。そういつまでも嫌なことをする自分でいたいとは思わない。それほど、俺はバカじゃないよ。
俺は、自分の持っている物差しを変えることはできないけれど 物差しの目盛りを少し調節してみようかと思う。




次男は自分自身との葛藤について
とうとうと話していた。




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私は、次男がこうやってもがき続けながら
苦しくて私に迫っていたのだとあらためて思った。辛くて苦しかったんだと思う。



そして、話をしていくうちにうっすらと
光みたいなものが差してきているように
私には感じられた。




聞きながら

私の眼から

涙が出てきた。