mariaki929’s diary

自分のままに

ランの魅力

f:id:mariaki929:20190312004030j:plain3月10日ナゴヤウィメンズマラソン大会。
この日で私のマラソン大会のシーズンは終わりました。
(なんて、マラソンを日常にしている自分。7年前からは想像できません❗️)

去年の4月 今期は4回フルマラソンに出ることを決めていました。
(これだけでいつもの自分と違い、計画的❗️)
・9月オホーツク網走マラソン
・10月水戸黄門漫遊マラソン
・11月富士山マラソン
・3月ナゴヤウィメンズマラソン

大会スケジュールがあるだけで4月頃からランを意識しながら過ごす日々になります。

オホーツク網走マラソンは台風接近のために飛行機の欠航が決定したりして 私のメンタルが崩れたこともあり、初めての途中棄権。
水戸黄門漫遊マラソンはラン仲間との出走でまずまずの走り。
富士山マラソンは前回より10分速くゴール。
そして、ナゴヤウィメンズマラソン

ゴヤは2015年に自己ベストが出てしまい、それから4回走ってもその記録に追いつかないという現状。なぜに その記録が出たのかは摩訶不思議でわかりません。
なのでマラソンは記録ではなく記憶に残ることを大事に思うようになりました。

今回で言うとしたら目標をイーブンで走ることにしました。
それには30キロから目線を上にしてタイムキープしようと決めていました。
走っている間、「30キロからだ!」と目指しました。30キロ付近にRedBull配給があることを確認でき さらに頑張ろうと。
ランフォームだけは保ち30キロ通過。
35キロで視線の先にアフロが見えました。誰か仲間がいる・・。近づくと名古屋チームの仲間でした。声をかけてから数キロの一緒ラン。が、いつしか離れてしまいました。
前を走る私は40キロでスピードが上がらず脚が重くなり始めます。その時、後ろから名前を呼ばれました。先ほどの仲間が追いついてきたのです。そして「一緒にゴールしようよ」と言われました。私はヘロヘロの手前だったので嬉しくなりました。が、1.5キロほど一緒に走ると彼女の方が少し速いことがわかりました。私はその速さに合わせることができません。このままでは離れていくかもしれない。
42キロ地点。あと195メートル。
私は「手、繋いでもいい?」と聞き手を繋ぎました。彼女は笑顔で応じてくれました。

そしてゴール❗️

私たちは手を取り合って泣きました。

一緒ゴールの難しさを知っているからこその
感動です。


後で聞くと、彼女は35キロで脚がつってしまい休んだあとに走り出したそうです。その時、私の声がけで励まされたそうです。離れたあと、私の背中を見て走っていたそうです。そして 追いついて一緒にゴールしたいと思ったそうです。
私は後ろを振り返る余裕がなく、ただゴールを目指していただけ。図らずとも起きた偶然のツインゴール。

お互いがお互いの存在に救われて感動してしまいました。

背中の文字は
「走れることにありがとう」

ランの魅力はとても一言では言えません。

だからこそ続いているのかもしれません。