mariaki929’s diary

自分のままに

あり得ないことをする自分

あるコーヒーショップでケーキセットを食べていた私。

隣の高校生男女から学校についてディスっている風な会話が。

と思いながらも聞き耳を立てている自分は否めない。

こんな言葉が耳に飛び込んでくる。

鬱かもしれないよ、薬って飲みたくないよね、このままだとからだと心はどうにもならない、居場所がない、誰もわかってくれない、人前では平気を装っている自分
無神経な人たちの中はきつい、鬱の状態を話す人がいない、朝、起きられない自分が嫌だ実は母親が鬱病・・・・

まるまる聞こえてくる近さ

どうやら、二人とも似たような心の持ち主でお互いに話が合うらしい。

あー、この話を聞いてしまったお節介おばさんの気持ちがムクムクムクムク。



(何かを伝えたい。私もそういう気持ちわかるよとか❓️)



二人の話が落ち着くタイミングを狙っている自分がいた。
(マジ⁉️)
(おい、何しようとしてるの❓️まさか・・)

私は
「横からスミマセン。怪しい者ではありません。私の息子は生きるのに疲れて停滞しています・・お話が聞こえてきてしまい、何か言わずにはいられなくなりまして喋っています。聞いてもらえますか」

高校に行きづらくなり中退、高卒認定合格、専門学校入学中退、フリー。行きづらさを訴える鬱になりかけの息子の話。その他・・。

まさかの切り込み隊長になってしまっていた!

二人は頷き話を聞き始めた。←いい子たち

どのくらい話したかはわからないが二人は興味を持って真剣に聞いていた。

学校に行く行かないは大したことない。答えが出ないで前に進まないことってあって当たり前。それよりも自分の気持ちは自分でわかってあげてね。ダメな自分もうまく行く自分も両方とも自分だからー❗️

なんて言って話を閉めていた。

女子高生からは
「ひとつ質問してもいいですか?」があったり 男子高校生からは大きなうなづきをもらったりした。

とりあえず 手元にあったイクミナルのチラシと元不登校シンガー・ソングライターのチラシを渡した。さらに不審者ではないことを示すためにFacebookの自分のページを開いて見せ、怪しい者ではないことを証明した。


二人は高校二年生だという。


「ごめんね。完全に変なおばさんのトークでお邪魔しました(-_-;)」
「いえ、どうもありがとうございました」と真面目に言われる。

しゃべった後から超恥ずかしくなり 後ろを振り返ることができずにそそくさと席を立った。

何をやっているんだろう自分。

何をしたかったのか自分。

何か

できることを

やりたかったのだと感じた。

まったく知らない人(それも高校生❗️)に話しかけてしまう自分に驚く自分だった。