mariaki929’s diary

自分のままに

涙が出てきた話

我が家の長男は一人暮らしをして

仕事をしている。

そんな彼が

家族問題の指揮を取ってくれている。

ダメダメな母を見ていられずに

ただ手を貸すだけではなく

私に気づかせて

今後に繋がるように

アドバイスする。

長男から頭ごなしに言われて

嫌な気持ちになったり

長男の言う通りにしないで不貞腐れたり

「謝るな。間違いを繰り返すな。忘れるのは
自分に甘いからだ。メモを取れ。」

とまで言われて首をうなだれていた自分。

(ここは会社じゃないよ)
と心のなかで思ったり。


ある晩、長男とLINE電話をした。

何のためにしているか。

目的を明確に話してくれて

私は ぐうの音も出なくなった。



私にとって ややこしい下の二人の扱いを

請け負うにあたり 気をつけていることを

話してくれた。

長男は 弟たちの自立のために

考えて作戦を立てて実行に移している。



会社員で仕事も忙しいのに。



長男が言っていたことはこんなことである。

感謝の気持ちは 相手の喜ぶことをして

表すしかない。

それには、相手にとって嬉しいことは何なの

かを探って 実行するしかない。

これは営業とかで

使っていることなんだけどね。



おふくろができることとしたら

例えば好きなものを作ってあげるとか。




私は長男の話を聞いていて涙が出てきた。

この人は

いつどこでこんなに

人の心理を捉えることを

身につけたのだろうか。

もう 私の何倍もの

大きさに成長している。




何度も同じことを

言わせて

ごめんね。



長男の真意を根本から

理解していなかった自分のアホさに 泣き

意味あることをしようとしていた

長男のスゴさに泣いた。




数日たつと

息子の成長が

じんわりと染みてきた。
























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