mariaki929’s diary

自分のままに

自分が料理作りに戻る意味


私は家事のなかで
好きなことと聞かれたら
料理作りである。

子供が小さいときからご飯だけは欠かさずに
作る❗️と固く守ってきた。
ご馳走ではないけれど、簡単なものばかりだがとにかく作ってきた。子供たちは量を食べるので食事はもちろん、ゼリーやプリン、ケーキまで作っていた。


子供たちは余すことなく食べてくれた。
私はその様子を見ることが嬉しく
作り甲斐があった。


ある時、そのサイクルが崩れた。

私は、朝から晩までほとんどキッチンに立っている自分に気づいた。


そして、数年後、作るニーズが減ったことで私は少しずつキッチンにいる時間を意識的に減らし始めた。


料理の内容も 頑張りすぎず、手を抜くことをしていった。


誰も 私の気持ちをわかってくれない。
誰も美味しいと言わない。
キッチンにいないので 汚れた食器がそのままになっていることもよくあった。
完璧を目指さない自分はそれもありとした。


その頃、私は仕事時間を増やしたので
子供が 使った食器をそのままになっていても気にしなかった。
そもそも、数年前から家にいることが常になっている息子たちに 手伝いとしてやっておいてほしいと言ってみたが無駄だった。



息子に何か頼む前に自分と息子との間で
信頼関係ができていなかった。



それは、日常の会話から痛感していた。


私は仕事から帰ると、黙々と夕飯を作り、15分ほどで食べ終える。
息子がいるときもあればいないときもある。
家にいたとしても食事を一緒にしないこともあり得る。
とりあえずは、作っていた。
時間は違えど、息子たちは食べていた。

私が、パートから正社員になり、時間がますますタイトになってきた。すると、息子たちに変化が起こった。



山積みだった汚れた食器を洗っておいてくれたり、残り物から食べるようになったり、料理の味付けを責めることなく自分で調際したり。



久しぶりの このお休み。




自分でもよくわからないのだが
料理を作りたくなっていた。


たまには、いろいろ作ってみようかな。


合挽き肉1キロでミートソース。
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ローストポーク
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グラタン。


久々にオーブンを使うならばと


キャロットケーキも。

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オーブン前で焼き加減を見ていた私に


「珍しいね。甘いものを作るなんて」


と次男が言う。


「うん。本当に久しぶり‼️ 」




日常生活のサイクルが変わったことを自分自身が受けとめることが なかなか容易ではなかった。
私は、こちらを見てくれない息子たちを追うことに疲れ、食で繋がることから数年の間
手を放した。
子供たちは、その間、私に何も言わずに自分たちでし始めた。
食卓はみんなで囲んでから殺風景なものになっていった。
それでも、家はいこいの場だった。
食事作りが楽になった私は、手を出さないことが息子たちのためだと片目で見ていた。
息子たちは、自分の食べるものは自分で作るようになっていった。 私が家にいたとしても人に頼むことはなくなっていった。時には、息子の気まぐれで 作った残りを私に分けてくれることもあった。



今日、自分は何が言いたかったのか。



今回、なぜ スイーツまで作ろうと思ったのか?


普段は本当に忙しさとしんどさを理由に
時短料理ばかりで
申し訳ない気持ち。
(何も言わずに食べる息子たち)

甘いケーキは実は息子たちの好物で
食べて喜ぶ顔を見たくなったから。



料理を作る気持ちになったことは

自分のなかで何かが変わったからかも。