回復。その裏には・・?
インフルエンザAと診断された私は
例の新特効薬が効いて短時間で
大汗をかき平熱に。
驚異的な効き目。
注)個人差あり)
すると、次男が「オレ、ヤバイかも」と。
37.5℃から始まり
1日のうちに39℃になる。
病院に行くとやはりうつっていた。
さらに私と違う病院に行くはめになったゆえに新特効薬を扱っておらず漢方薬をもらってきた。私が後から病院に事情を聞いたものの取り扱いのないものだけに仕方ない。
何だかなあー。
「1日とか少しだけ時間かかるだけだよ」と次男。
同じ罹患者同士、私の横で寝ている次男はしんどそう。
もし あの薬だったら今頃は効き始めているはずなのに。
何だかなー。
次男は私の薬を遠い院外薬局までチャリで行ってくれたあとに発熱したような気がする。
私が次男に「お願いします❗️」
と言ったからだよね。
あの状況で断れるわけないでしょ‼️
はあー、ため息。
そんなことを考えていても自分はどんどん元気になっていく。寝てられなくなる。厚着も不要となる。
一方、次男は着込んで関節痛で丸まっている。
「しんどいよね?」と声をかけると
「ああ。腰がね。治る人はどんどん治っちゃって~。俺は大丈夫だから」と次男。
私の真っ直ぐになっている様子を見て
そう言うしかなかったのかも。
次男罹患情報を三男にLINEで回しておく。
私が夜中にトイレに起きると
お皿の洗い物をしている三男がいた。
次男がしていたときは何もしようとはしなかったのに。
翌日の洗濯機修理の立ち会いも三男がしてくれた。(私と次男は隔離部屋でこっそり様子を聞いていた)
「お腹がすいてきたな~。何か作ろうかな。私、けっこうしっかりしてきた」と言うと
「おー、自分の食欲中心で作ること、いいことだよ。どんどん作っちゃって。俺はまだ無理だけどね」
「これで三男がかからなかったら私たちの勝利かもね❗️」
「いや、勝利は俺だよ。お母さんは人にすでにうつしたから勝利ではない。」
「あっ、君はもらったけど次に送らずに
せき止めたことになるからねー!」
(笑)(笑)(笑)
病人同士だからか 共通項があり明るかった。
人は元気になると現金だ。
そんな身勝手丸出しの母を辛い身の次男は
受け流してくれる。
三男もやるときはやるのだ。決してやる気がないわけではない。必要とされるところで動く人である。
私は 家での息子たちしか知らなかった。
知らなかったしその面だけを全部だと思っていた。
こんなに隠れた面があるのかと
想像さえもできなかった。
乏しい自分の発想力。
まだまだ読みが浅いなー、自分。
私の体調の回復は
私だけの力ではない。
本当に
ありがとうね、みんな。