大いに疲れた日
普段、土曜出勤では疲れることはない。
土曜日は子どもが少なく少人数保育であるからだ。それなのに、今日の場合は無性に疲れた。
内容ではなく自分の体が疲れを感じてている。
「あー、疲れた疲れた❗️」と帰宅して声に出すほどなのだ。
理由は 足の指のヒビで靴が履けずサンダル出勤。少人数だったので庭で遊ぶときもサンダル。痛みはさほどないため大丈夫だと思った。とにかく仕事場で履くものがないと話にならないので 帰りに大きめのサイズの外靴とサンダルを買う。月曜日から仕事時に履くものを用意しておかないと自分が困ることになる。
(この買い物、やけに しんどかった)
家に帰ると ご飯とおかずができていた。三男が作ってくれたのだ。肉巻きにチーズが入っていた。
おいしいと伝える。
彼はいつになく饒舌に何か話しかけて来たが私には 何も聞こえなかった。
黙々と食べてご馳走さまと席を立つ。
とにかく一人になりたかった。
体の一部に痛みがありながら生活することってこんなにストレスフルなことなのだと痛感する。
父や母は毎日こんな状態なのだろうかと想いが飛び 察することに欠いていた自分を悔やむ。
靴を履く生活、今の私にはしんどい。
履かなければ患部を刺激することないのでだいぶ楽である。
いつもと違う状態なのに同じことをできると思い込んでいたのは浅はかだった。
キッチンに行くと お皿が洗われていた。