mariaki929’s diary

自分のままに

母が喜ぶことをする

コロナの関係で施設にいる母とは

もっぱら電話が多くなる。

 

いつもは近況を話して終わるだけだが、今日の母は送ったマステアートの話をとても喜んでいてテンションが上がっていた。


f:id:mariaki929:20200501230419j:image


看護師さんやスタッフさんにお礼を言われたりしたそうだ。

「あなた、腕をあげたわね」

ふだん辛口の母に珍しくほめられた。

そこから私が幼馴染みの子にFacebookを通して昔の写真を見せてもらった話に及ぶと

母は前のめりになってきた。

子どもの幼馴染みとの交流は母親同士の関わりがないと 成り立たない。

母は50年以上前の記憶を掘り起こしていた。友だちとどこかにお泊まりに行ったことや

普段していた遊びのこと、いつも出していたおやつのこと、ママ友は尊敬する人たちばかりだったこと等、話に花が咲いた。母は私の話を聞いて声をたてて笑ったり自分の思い出をペラペラと話していた。

 

(耳は大丈夫。聞こえているわ)

 

私の3-6歳頃は 母にとって 全力で母親していた時期であることが伝わってくる。

 

写真は本人さえも忘れていたことを物語る。

 

最近、暗めの話が多かったからか

母の声は明るく弾んでいた。

「そろそろいいかもね」

と声をかけた(長くなると疲れるかもしれないと思った)

 

70分経過していた。