久々のハンバーグ
スーパーで出来あいのハンバーグを買おうかとチラ迷いしたあと、作った方がお得と材料を買って帰る。
嘉子さんのはじめてハンバーグ作りをYou toubeで見てから作り始める。ポイントは押さえた。
キッチンに三男がのぞきに来る。
「珍しくね?ハンバーグ作るの」
と言われる。
タネのこねかた、焼き方、ソース作りまで再確認しながら出来上がる。
「俺はレアで」
(えっ⁉️もう、焼いちゃったよ〰️❗️)
食卓に出すと
「ふっくらしているね」
「どう?」
「きれいに整形されているね。こんなに大きい玉葱がよくおさまったね。」
「うん。生の玉葱を入れたのよ。」
「俺は玉葱炒めてから入れるのが好きなんだ。前はナイフで切るとバラバラになったりしてたよね」
「そうそう、それで君は怒ってたよね。タネが割れないコツがあってね。動画を見ながら作ったんだ」
料理にうるさく味にこだわりがあり料理全体の盛り方にもウンチク言う三男が何にも否定せずペロリと平らげた。
美味しいとこんなに食べるんだ❗️
( 知らなかった〰️)
食べることでこんなに会話が弾むんだ❗️
( 今まで なかった〰️)
家庭料理を適当に考えていた自分が恥ずかしくなった。嘉子さんの動画は本当にお料理のツボを押さえていたことに驚く。
プロのコツ、さすがである。
家ご飯がマンネリ化してきた我が家にとって久々のハンバーグが空気を変えるきっかけになった。
「多めに作ったけど冷凍にしておこうか?」
と聞くと
「いや、すぐ食べるよ。冷蔵でいい」
忙しさを理由にすることが当たり前になってきていた自分。少し手間だが こんなに美味しくできるとわかれば 手作りもいいなと感じる。私自身がハンバーグを食べたくて 作った。この美味しさを気に入ったのは言うまでもない。