mariaki929’s diary

自分のままに

安堵している自分に気づく

 

休日の遅い昼ごはん作り。

ラーメンを茹でていたら涙が出てきた。

 

あれ?

何?

なんで?

 

間違いなく涙が込み上げてきた。

 

私はほっとしたのだ。

 

それは少し前に送られてきた

兄からのLINEを読んだから。

「久しぶりに会った父は思ったよりも元気にしていてしっかり歩いていた」

そう、書いてあった。

 

その時は、「良かった❗️」と返した。

 

コロナの影響で両親の住む介護施設は外部訪問者を制限している。不要不急以外では会えないため3ヶ月近く会っていない。父は元々少し鬱っぽくなっており、静かに暮らすことで生活を保っている。母とは電話で話をしても父の様子は「あまり変わりはなく」となっている。私も、それが何よりと思っていた。

父の日に送ったプレゼントに関しても音沙汰ない。これも、今 始まったことではないから気にはしていない。

 

だから、父のことをそんなに特別には心配していなかった。

 

時々、変な時間にかかってくる母からの電話に、ゾワッとすることはあったが。

 

私は 父のことを別段、気にせずにいた。

 

 

だから、父に会ってきた兄からの言葉を読んで「あぁ、元気なんだ。良かった」

と思った。

 

その数分後、予期せぬ涙腺崩壊。

 

ラーメンをゆでる湯気のなかで

涙がポタポタ。


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実際に会って見ていない父の姿。

変わりなく普通だろうとは思っていたけど

 

よくわからないけど

心の隅っこで心配していたらしい。

 

変わりなくいてくれることが

無性に嬉しかった。