財布の紐が固い自分の贅沢時間
どちらかというと
私はお金を使うことが好きではない
お金がかからないことで安心したりする
お金を払って楽しむ場合も
どこかにちょっと罪悪感が首をもたげる
安いものなのに高価なものと変わらない働きをしたりするとテンションが上がる
お金がかかることに嫌悪感があるとかではない。理由が明確で自分の合点がいけば、たとえ大きな出費であっても腑に落ちる
さらに、グルメ的な審美眼がほぼゼロで食に関して言えば状況に合った地に足がついた食材でのご飯の方を好む。
そんな財布の紐が固く外食を控えることさえも苦でない私が かき氷(&ラーメン)を食べに行く
自分にとっては快挙なことである
どういう風の吹きまわしか不明
ギュッと握ったまま弛めない自分の拳を
ふと弛めてみることで見えてきたことは
大きかった
こんなに美味しいものだったんだー
氷はふわふわ、蜜は自家製で本当に美味しい
瀬戸内のレモンを煮てつくったビターな蜜に濃厚ミルクをかけてある
お昼過ぎだったのでラーメンも頼む。
しじみと鶏肉をベースにした塩ラーメン。
食べたことがない深い味に感動する
私の胃袋と心はとっても喜んだ
単価は正直なところ、いつもの食事よりも高かった
食べ終えて支払いを済ませても一ミリの罪悪感もわいてこなかった
なぜか?
たぶんですけれど
今日が8月31日だったこともある
コロナ禍において、三回ほどの外食という中、気づくと夏が終わりそうに感じた私は無性にかき氷を食べたくなったのだ。それも、美味しいやつ
検索すると意外にも月曜日定休のかき氷屋さんが多く、かといって私が休みで動けるのは今日しか ない。
エーイ、と飛んでみて良かった❗️
一ミリの後悔もなく夏の風物詩を味わうことができたことに充実感満載の私である
頑張ってきた
自分へのご褒美として
贅沢な時間を楽しむ