mariaki929’s diary

自分のままに

嬉しかったこと~アップルパイ~

 

息子のツンツンが

「冷蔵庫に入っている赤い袋、お菓子が入っているから食べていいよ」

と言ってきた。

「ありがとう」

 

私は先に帰宅しており、一人ご飯を済ませて食後のアイスクリームを出したところであった。

 

(今日はアイスを食べよう)

 

いざアイスを食べようとしたが

ふと、止めた。

 

(ツンツンが私の分までスイーツを買ってきたこと、今まであったか?)

 

(ツンツンの買ってきた物をその場で食べることがツンツンに対する感謝の気持ちになる)

 

(今日食べた方が 美味しい。アイスはいつでもいい)

 

私はアイスをしまうために冷蔵庫に向かい

代わりにスイーツを開けてみた。


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六本木のミッドタウンのお店のものだった。

 

(ワォ❗️)

(おしゃれ。高級感満載だ)


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リビングでアップルパイにパクついているツンツンを横目に私も食べてみた。

 

フォークを入れるとサクッと音がした。

カスタードクリームとリンゴのほどよい甘味が口に広がる。

 

食べていくうちにアップルパイを買おうとしてくれたツンツンの気持ちが じんわりと感じられてきた。

 

特別な言葉はないが 母に買っていこうかと思ってくれたことが嬉しかった。

 

ツンツンの目指す道の端に、食の関係があることを知っているだけに、このお土産は嬉しさが増す。