息抜き
9月の三連休の1日
特に予定もない
いや、きちんと言うと
予定をいれないのが予定
時間があるからこそ
近所の美容院を予約してある
それまでの時間を
珍しく家にいる自分
同じく家にいる三男と
少し話をする
いい感じで幼少期の話になり
盛り上がる
このいい感じが最近になく
珍しいことだったことに
ほんの少しだけ気が弛む私は
三男に違う話題をふってみる
話を切り出してみると
私の話したいことが伝わらず
三男はあっという間に
イライラマックス
(はぁー、ややこしい)
険悪な雰囲気になる
時間が迫ってきたことを伝え
けんもほろろで美容院に行く
髪はさっぱりし
そのまま まっすぐあの家に
帰りたくなくて
ぶらりとカフェに寄る
ケーキが運ばれるまでの
隙間時間に
夕飯は何しようかと
お料理のアプリを検索する自分
せっかくカフェで
一人時間を作って
息抜きをしようと
思ったのに
何はともあれ
息子の胃袋をつかむという
母のミッションが染み込んでいる
そんな自分に苦笑する