子どものことで つい手を出しすぎる自分へ
これは
よくぞ、とどまった私❗️
と自分に向けてのお話です。
出かける準備で
バタバタしている様子のツンツン。
私は個室にいて 何やら外のバタバタ感を感じているだけである。
どれだけの時間、準備するんや⁉️
玄関の扉が開いた音がして
行ったか❗️
と思ったら帰ってきたようで
あちこちバタバタ歩き回る音がする。
一瞬、何気なく個室を出てみようかと
よぎるがやめた。
(余計なことを言いそう。
たとえ無言でも目線が合ってしまいそう。
出かけるまではそっとしておこう。)
パタン。
ようやく出かけた。
リビングにいくとテーブルに白い紙、定規、ハサミ、両面テープが置いてあり、四角く切り取られ跡があった。
ツンツンは何していたんだろう?
ふと椅子の下を見ると
ネームの紙が落ちていた。
裏が両面テープになっている。
今日のことで使うものかも。
ピーン❗️
もしかしたら、ツンツンが探していたのは
このネームだったのかも。
白い切り取られた紙の大きさとネームの紙の大きさがほぼ同じだった。
何気なく落ちていたネームの紙を机の上に置こうとした私は、思い直して床に戻した。
ツンツンのためである。
ツンツンは準備が甘いことがよくある。ギリギリでいいやという精神の持ち主で、けっこう危機にさらされても どうにかなんとかなってきているヤツである。痛い目にあってもへこたれない。何とかなってきているから。
ネームの紙をそのままにすることで、ツンツン自身が 自分に何が起きたのか、知ることになる。
動かすと知ることにならない。
また、動かしたことで、ツンツンの
イライラが募ることになるかもしれない。
あえて見て見ぬふりをする自分。
これは
以前の私だったら、できない芸当である。
(拾う。あったよ等と話題にしてしまう。求められてもない親切心丸出し。確実にうざがられる。)
子どもの気づきを促し、それが子どもの成長につながる。
そのために、あえて現状維持のままにする。
自分の持つ
正しいこと
人の役に立つこと
を一時的に手放す。
すると、
見えてくるものがある。
今後のツンツンの自主性が育つ。
ツンツンの成長の一端になると気づき
行動できた自分をスゴいと思った。
ここまで長かったなー。
思えば遠くへ来たものだ、