ご機嫌な朝食
休みの日。
強い雨が降っている。
予定なし。
つい習慣で早く目覚めるものの
意外と寒くて布団から抜けられずにいる。
時間の縛りがないことの弛さに身を任せていると二時間が経過する。
予定はないが することがない訳ではない。
普段していない家事雑事が
探せば際限なく転がっている。
振り返れば家族がたくさん居たときは
誰かのためにするとか居住空間を共有するにはいつ何をしておけば潤滑にいくか等ばかりを考えて動いていた。パキパキと休むことなく動いていたことを思い出す。
今は私の動きで困る人はいない。
自由な時間は何でもできそうで
逆に何をしていいか
わからなくなることに気づく。
無意識に自分のやりたいことを探し始める。
やりたいことはあるが寒くて布団の温もりから抜けられない。暖房をつけるにはなぜか抵抗がある。
いつもしている朝ヨガ。
余裕がある休日にはゆったりロングバージョンが行える。私にとっての至福の時間だ。
自分の一番やりたいことを優先してみる。
やってみると
気持ちが満たされ体も動き始める。
体が目覚めると脳も働きはじめ
行動が開始する。
今日はせっかくの休日だ。
雨でも構わず
やりたいことが浮かび
自分時間のプランニングにシフトする。
まずは朝ご飯だ。
余りもので作る朝食。
適当に作ってみるとご機嫌な朝食になった。
ここに至るまでに
自分の気分が上がってきた経過を感じる。
朝食後の予定も見えていて
やりたいことをやるんだという
ワクワク感に包まれる。
目覚めは早かったが
四時間経過しての
ブランチとなる。