半年という月日を経て
3月に足の指にヒビが入り3ヶ月間走ることは無理だった。ランのシューズをやっと履けるようになった6月。
ここまで来たと喜んでいると、その3日後にもう片方の足の指にヒビが入る。
さらに3ヶ月間、おとなしくせざるを得ないことになる。
九月の末ごろから近所5-10キロは走れるようになった。
今朝は友だちとと朝のランデート。
早朝6時の待ち合わせ。
ストレッチをしながら今日はどのくらい?と話していると
「20 行きませんか?」
(注意←20キロのこと)
と言われ一瞬その数字に怯むが なぜだか
「うん。」と返事してしまう。
走り出してから
「20は6カ月ぶりに走るんだ」
と言う自分。
「えっ⁉️そうなんですか。もしダメだったら途中で言ってください」
といわれる。
何のために自分は言ったのかな?
怪我以来、はじめての事を伝えたかったのかな。走れるかどうか確証がないことを伝えたかったのかな?
走っていくうちにそんなことは
直ぐに どうでもよくなった。
おしゃべりしながら走る。
朝から、よもやま話に花が咲く。
コロナ禍で人と生で話すことは貴重だと感じつつ、あっという間に折り返しの10キロ。
脚は今のところ大丈夫だ。
嬉しい。
いろいろ話しているうちにこの日のために
走れなくても体を整えてきた日々のことを
思い出した。
復路も引き続き、おしゃべりは続くも
話をしているうちにあと1キロになる。
そして、コンプリート。
つくづく20キロを誘ってくれたことに感謝する。
自分一人だったら まず20キロは設定しない。
自分一人だったら、距離や時間のことばかり気になり、ただただ終わるために走っていたと思う。
自分一人だったら、こんなにあっという間に終わる感じはないだろう。
自分一人だったらこんなに楽しく走れない。
設定すらしていなかった高いハードルを
やってみようかと
そう思わせてくれた友に感謝である。
ラン後のストレッチは入念にしよう。
つまらない半年を経て 20キロ走れるようになったことが めっちゃ嬉しい。