親ってなんだろう
子どものこと。
この世に生まれてきたとき
泣くことしかできずにいる
その小さな姿を見て
すべてのことから私が守ると。
一緒に笑い泣いて怒ったりした。
何をするにもどこに行くにも一緒だった。
やがて 成長につれ自我が芽生え
親は手を出さないようにし
声をかけないようにし
目で見る時は片目にしたり。
時には背中を押したり
近づきすぎて嫌な顔をされたり。
子どもが自分を活かしている姿は
大抵、親の見えないところで起きている。
生まれてきて波瀾万丈のアレコレを
一緒に味あわせてもらえたことに感謝する。
子どもが何か打ち込むものを模索中の時期は側にいてややこしかったのに、道を見つけ始めるとあっという間に進んで行き、気づくと後ろ姿しか見えないことになっている。
こうして振り返ると 子どもといられる時間は人生のなかでわずかなのだと しみじみ感じる。
親っていったい何なんだろうか?
割りの合わない商売だなぁ。
ふと思いました。